こんにちは
GWも過ぎ、だんだん暖かくなってきましたね。
そろそろステイホームにも飽きてくるなぁと思いながら
今日は季節外れの映画を紹介したいと思います。
有名な作品なので見たことがある方も多いと思いますが、、
「CAROL」
監督:トッド・ヘインズ
出演:ケイト・ブランシェット
ルーニー・マーラ
1950年代のニューヨークが舞台で
写真家志望のテレーズと
お金持ちのお家の主婦をしているキャロルの
2人の女性が惹かれあっていくストーリーです
とにかく主演のお二人の美しさが圧倒的で
また、ヘアスタイルや衣装が50sを感じるエレガントな雰囲気で
インテリアや音楽も最高でした。
本作は、
16ミリフィルムで撮影されていて画面が美しく、
1950年代のニューヨークの街並みを
暗いトーンの画で再現したほか、
カメラワークや「切り返し」に至るまで、
映画しての表現手法に優れています
大きな盛り上がりや、展開はないため
見る人によっては退屈に捉えてしまうかもしれませんし
恋愛模様は暗く混ざり合うため
みていてモヤっとする方もいるかもしれませんが
私は、恋愛とは理屈じゃなく惹かれ合うものなんだと強く感じる映画でした。
ナレーションも何もないのに、タバコ一本や、ため息一つで登場人物の気持ちがわかる。映画ならではの魅力がつまった作品なのです。
キャロルに出会うことで、心身ともに成長していき
優柔不断な少女から芯のある女性へとなっていく過程が
切なく美しい
ステイホームで映画をたくさん見る機会が増え
映画の中の時代背景とファッションを照らし合わせるととても面白いです
誰もが憧れるエレガントなスタイルのキャロルは
ブロンドの顔まわりしっかり目のカール
深い赤のリップ
浅めにつけるヘッドピース
アクセサリーやバッグの小物使いも上品に
スパイスをプラスしてくれています
日常のサロンワークだけでなく
映画からもいろんな影響を受け日常に取り入れ
自分の引き出しを増やしていく
有意義なステイホームにしていきたいです
皆様はおうち時間いかがお過ごしでしょうか?
Tezuka aya