「散歩する侵略者」

みなさんこんにちは

 

梅雨も明けて夏らしい季節になってきましたね

 

本日は私のお気に入りの邦画

 

「散歩する侵略者」

 

についてお話ししていきます^_^

 

 

 

 

 

 

監督 黒沢清

主演 長澤まさみ 松田龍平 長谷川博己

 

 

 

この映画の原作は、2005年に前川知大さんという方が主宰する同じタイトルの舞台で、それは劇団イキウメという劇団の代表作だそうです。

 

 

 

 

気になる内容はというと

 

この物語は大きくわけて

 

『二つの視点』 

 

からストーリーが描かれています

 

 

一つは

 

ある夫婦の視点

 

奥さんは長澤まさみさんが演じるイラストレーターで

旦那さんは松田龍平さんが演じています

 

夫が数日間の行方不明の末

中身が別人のようになり戻ってくる

全く話が通じず、まるで別人

 

一体彼に何があったのか

そして彼は元に戻ることができるのか

 

 

 

 

もう一つのストーリーは

 

ある一つの殺人事件がきっかけで始まる物語です

 

この事件を取材しに来たジャーナリストを長谷川博己さんが演じています。

 

彼が取材中に出会う謎の青年と、事件と関係がある女子高生を探すというストーリーです。

 

 

 

 

 

この映画の好きなポイントは

 

 

アイデアの面白さ

 

 

侵略の手段が力ではなく、概念を奪う

 

 

「概念を奪う」という発想がとてもスリリングで面白かったです。

 

 

「人の頭の中の何かが欠けるとどうなるんだろう、、」いうことを描くことで知的好奇心がかき立てられます。

 

 

そしてその描き方が演劇的で文学的で舞台が元になっていることに納得がいきます。

 

「演劇的で文学的な表現が多くなると映画としてはあまり見せ場がなくなるのでは?」

と思う方も多いと思いますが

 

 

映画としてのアクションシーンや盛り上がりも派手で純然たるエンターテインメントというか、

また、コメディシーンも満載でクスッと笑ってしまうような会話もたくさんあるので

 

サービス精神旺盛な映画だなと思いました。

 

 

それに加えて

世界が壊れていく」という黒沢監督ならではの面白さがありました。

 

 

後半の、病院にたくさんの人が集まってくるシーンでのエキストラの使い方や

 

映画の画面上の使い分けが臨場感を生んでいて

 

みていて飽きない作りになっていました。

 

 

 

 

 

難しそうで難しくない面白い映画でした。

 

 

またコロナ感染者が増えてきていて

お家で過ごす時間も増えてきていると思うので

おうち時間のお供に是非ご覧ください

 

 

Tezuka aya

☎︎ 0568-64-5909

〒486-0927 愛知県春日井市柏井町6丁目-6  > Google Maps で見る

JR勝川駅から徒歩9分

駐車場10台分完備

OPEN / 9:00 ~ 19:00

CLOSE / 月曜日・火曜日

©️ DANKO 2022

「散歩する侵略者」

「散歩する侵略者」

みなさんこんにちは

 

梅雨も明けて夏らしい季節になってきましたね

 

本日は私のお気に入りの邦画

 

「散歩する侵略者」

 

についてお話ししていきます^_^

 

 

 

 

 

 

監督 黒沢清

主演 長澤まさみ 松田龍平 長谷川博己

 

 

 

この映画の原作は、2005年に前川知大さんという方が主宰する同じタイトルの舞台で、それは劇団イキウメという劇団の代表作だそうです。

 

 

 

 

気になる内容はというと

 

この物語は大きくわけて

 

『二つの視点』 

 

からストーリーが描かれています

 

 

一つは

 

ある夫婦の視点

 

奥さんは長澤まさみさんが演じるイラストレーターで

旦那さんは松田龍平さんが演じています

 

夫が数日間の行方不明の末

中身が別人のようになり戻ってくる

全く話が通じず、まるで別人

 

一体彼に何があったのか

そして彼は元に戻ることができるのか

 

 

 

 

もう一つのストーリーは

 

ある一つの殺人事件がきっかけで始まる物語です

 

この事件を取材しに来たジャーナリストを長谷川博己さんが演じています。

 

彼が取材中に出会う謎の青年と、事件と関係がある女子高生を探すというストーリーです。

 

 

 

 

 

この映画の好きなポイントは

 

 

アイデアの面白さ

 

 

侵略の手段が力ではなく、概念を奪う

 

 

「概念を奪う」という発想がとてもスリリングで面白かったです。

 

 

「人の頭の中の何かが欠けるとどうなるんだろう、、」いうことを描くことで知的好奇心がかき立てられます。

 

 

そしてその描き方が演劇的で文学的で舞台が元になっていることに納得がいきます。

 

「演劇的で文学的な表現が多くなると映画としてはあまり見せ場がなくなるのでは?」

と思う方も多いと思いますが

 

 

映画としてのアクションシーンや盛り上がりも派手で純然たるエンターテインメントというか、

また、コメディシーンも満載でクスッと笑ってしまうような会話もたくさんあるので

 

サービス精神旺盛な映画だなと思いました。

 

 

それに加えて

世界が壊れていく」という黒沢監督ならではの面白さがありました。

 

 

後半の、病院にたくさんの人が集まってくるシーンでのエキストラの使い方や

 

映画の画面上の使い分けが臨場感を生んでいて

 

みていて飽きない作りになっていました。

 

 

 

 

 

難しそうで難しくない面白い映画でした。

 

 

またコロナ感染者が増えてきていて

お家で過ごす時間も増えてきていると思うので

おうち時間のお供に是非ご覧ください

 

 

Tezuka aya